四観音道(名古屋市)を歩いてみた!
名古屋城を囲む尾張四観音(甚目寺、荒子、笠寺、竜泉寺)を巡る四観音道。
上野天満宮(千種区)から塩付街道合流地点(昭和区)近くまで四観音道を南にボーダーコリーと歩いてみた!
上野天満宮西の道を南へ。
◯東山配水場北側にある道標
南 かさでら あつた の文字が読めます。
四観音道は東山配水場の中を通っているらしく、仕方ないので東山配水場西側の道を回ります。この辺りの地名は四観音道東とか四観音道西なのね!
配水場は標高が一番高い峠に作られたんですね。
◯日泰寺
日泰寺東沿いは秋葉常夜灯があったりして、それらしい風情ですね。
四観音道の説明板が道沿いにふたつあります。ひとつは日泰寺西側。
もうひとつは東に折れると現在の月見坂に出るところにあります。
◯東山通りと交差
地下鉄東山線が通る東山通りと交差。四観音道の入り口には郵便局が。郵便局って成立経緯からなんでしょうが古い街道沿いに大抵ありますね。
◯丸山神明社
神明社さんの北隣りの公園に設置されている散策マップ。これすごく良くできている。これ見て四観音道ってここなんだってわかって歩いてみようと思ったのよね。
「名古屋近傍図(第三師団参謀部)明治二十一年」を見ると田代村丸山から二本、四観音道から塩付街道につながっているのでひとつは神明社さん南側のこの道なんでしょうね。
◯日進通を渡る
日進通を渡る丸山の交差点から西を見ると塩付街道が見えます。
丸山交差点近くには松林寺があります。
◯塩付街道合流点近く
四観音道を南へ。道なりであっているなら日進通、名古屋高速2号東山線を越えて安田通とぶつかり、ここで四観音道は途切れます。塩付街道まであとほんの少しですがどこで合流していたのか不明(※)でした。
写真奥が安田通。その先に道は今はない。
※後日、「名古屋市全圖(明治四十二年)」を見直してみました。安田通を通っていた尾張電気鉄道の少し北で四観音道は西に向かい塩付街道とぶつかるので、丸山交差点から南に下り名古屋高速2号東山線を越えるひとつ手前か、あるいは越えた一本目を西に行くと塩付街道とぶつかるのでどちらかではないでしょうか?もしくは、千種区と昭和区の境がこの辺りは折れが入っているので千種区と昭和区境の道がかつての四観音道ではないのでしょうか?
はい。ということで上野天満宮から塩付街道合流地点近くまでボーダーコリーと歩いてみました。距離4キロ。散策にはもってこいの距離でした!
注)当日は逆光だったので過去に撮影した写真(上野天満宮、四観音道案内板、丸山神明社)も使って記載しています。