東海道の脇街道として御油(愛知県豊川市)と見付(静岡県磐田市)の約60キロメートルを結ぶ姫街道。
2024年12月初旬に愛知県と静岡県境に当たる姫街道の本坂峠を歩いてみたので、自分の記録を兼ねて書き記します。
⚪︎和田辻東(愛知県豊橋市)からスタート
JR豊橋駅に9:40頃に着き10時過ぎの豊鉄バスに乗り和田辻東に10時半過ぎに到着。一路東に向かい雰囲気のある嵩山宿の東端の姫街道の標柱前に11:15に立った。
嵩山は’すせ’と読むんですね。違う読み方してました。
⚪︎ふどう様道標
山道に入るとこんな感じです。
左が不動滝と指していると思われる道標があります。姫街道は右を行きます。
⚪︎石畳の道
時代としては新しそうな石畳があり一回ひらけます。
⚪︎嵩山一里塚11:28
写真は下り方向をみています。
どんどん登ります。
⚪︎姫街道と書いてある石11:33
石がゴロゴロしているところを行きます。勾配もキツくて辛いです。
⚪︎弘法水11:48
勾配がキツくて引き返そうかとも思いますが、そうもいかないので進みます。
⚪︎本坂峠11:50
峠に出ました。やった。暑い。疲れた。35分で登ってきましたが、もっと歩いた気がします。
⚪︎下り
落ち葉が積り滑って歩きにくい。ヤブのようになっていたり、途中倒木があり、北陸街道倶利伽羅峠の時と同じく手を着いてくぐりました。
⚪︎椿原生林12:01
下りは一瞬どこが道かわからないところもありつつも、なんだか木が揃っていると思ったら椿の原生林でした。
車道に出たら看板もありました。花が咲く時期に来てみたいですね。
12:03
⚪︎鏡岩12:09
車道からまた姫街道に入り下ります。相変わらず滑るし歩きにくいです。
大きな岩が見えてきたら鏡岩です。
どんどん下ります。
⚪︎ミカン畑12:20
先が明るく見えたと思ったらミカン畑に出ます。
やっと出れた。ホッとします。かなり嬉しい。ミカン畑最高って思います。本坂峠は山の中を一時間強行く感じになります。
この後、本坂、日比沢を通り、三ヶ日駅に13:40頃に着きました。
本坂峠を歩いた感想ですが、昔の姫街道を感じることができてとても良いところです。しかしながら、嵩山一里塚から本坂峠までは結構な勾配です。石もかなりゴロゴロしていますし、道も狭いです。真昼間に行きましたがやや暗いです。本坂峠を越えて本坂に出る下りは明るいですが、やぶのように若干なっていたり倒木ありで歩きにくいです。東海道鈴鹿峠や中山道十三峠、北陸街道倶利伽羅峠よりも私にはきつかったです。靴はしっかりしたもので、道が何ヶ所か間違えそうなところもありますので、水と食糧を念の為持って行った方が良いと思いました。
ちなみに土曜日に歩いて三組の方々とすれ違いました。